先月 Vibro Prex の Iambic を紹介したが、以前から気になっていたハイモンドのマニピレータ をネットで目にしてしまい、つい仕入れてしまった。仕入れたのは Sqize 操作が可能な 「ＭＫ－７０５」 である。

　外観は奥行きが短いので場所を取らず、ベースが大理石なので重量もあり、しっかりしている。

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　ベースの大理石の裏面には全面に厚さ 1 ～ 2 ㎜ 程のゴム板が貼り付けてあり、机にピッタリと引っ付いて、パドルに力が入りすぎても左右にすべることが無い。これは特筆ものである。

　MK-705 は、2 枚のパドルの間隔が他社の製品に比べると極端に狭くなっているので、スクイズ操作時のパドルの掴み方に少し違和感があったが、慣れてくると手に馴染んで具合は悪くない。

　欠点はパドルの軸受け部分が構造上少しガタがあることである。

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　右側のパドルは（人差し指側）上下の軸受けでガタもなくしっかりと止まっているが、左側のパドル（親指側）はどのように調整しても上下方向にガタがでてしまう。

　通信中の指先のパドル操作では、このガタつき感の影響は余り無いように感じるが、やはり気になってしまう。

　　　
　そこでハイモンド社へ調整方法が無いものか電話で尋ねてみたが、双レバーの構造上、左側パドルの上下方向のガタつきは解決できないとの解答だった。

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　ネット上のレポートではパドル操作のカチャカチャ音が大きいとの記事を目にしたが、私は気になるほどのレベルではないと思う。

　私の手はどちらかと言えば、小さい方であり、この条件を基本に操作性を評価すると、 よく手に馴染むこと、少し力が入りすぎても台がしっかり机に引っ付いて動くことがなく、安定して符号を打てるので気に入っている。