二重絶縁 - 大工道具屋のひとりごと
二重絶縁
皆さんこのタイトルの二重絶縁って知っていますか?
電動工具に付いているものと付いていないものがあります。ちなみにこんなマークです。
色はだいたい白が多いですが、モデル名盤の所にあると思います。
これが付いているとアースを取る必要がなくなります。
ちなみにマキタのHPにこのことを紹介している所がありましたのでコピベしておきます。
「二重絶縁マークを表示した製品は二重絶縁構造ですのでアース(接地)する必要のない製品です。
アルミに磁石棒を行います
このマークを表示した製品は電気用品安全法に基づく技術上の基準に適合、又は準じて(電気用品安全法適用外の製品)製造されております。
このマークを表示していない製品は労働安全衛生規則などの規定により漏電しゃ断器を設置し、さらにアース(接地)をしてご使用ください。」以上参照アドレス
実際問題、電動工具にアースを繋いで使っている方は、大きな工場で使う人くらいで、
DIYや建築現場で繋ぐ人はほとんどいません。
最近、稀に大手の住宅会社でアースを取るようにという指示を出す企業が出てきましたが、
この二重絶縁の意味を理解しきれていないせいか、まだ現実的になっていないようです。
どんな金属が磁石に固執?
ちなみに正しいアースの繋ぎ方を紹介します。
二重絶縁ではないの電動工具の場合
アース付き仮設コンセント→アースつきコード(又はアースつき電工ドラム)→アースを繋いだ電動工具
二重絶縁の電動工具の場合
アース付き仮設コンセント→普通の2本線コード(2本線電工ドラムはNG)→アースを繋がない二重絶縁電動工具
充電工具とエア工具(コンプレッサーを除く)はもちろん関係ありません。
となります。しかし、工場の安全管理をしている人がこの認識が理解し切れていない方が多く、
二重絶縁の電動工具なのに「プラグが3本足になってないから持ち込み禁止。」なんて言われますので、御客様に
電源コードのストレインレリーフは何ですか?
「このドリルアース付きプラグに変えてくれる?」
なんて言われますので、
「2本線だから、アースはないけれどいいんですか?」
「分かってます。それでお願いします。」
実に無駄なことをするわけですが、そうしないと工場で仕事が出来ないのでやらせて頂いておりま〜す。
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